MY HOBBY

◆◆◆ クレー射撃 ◆◆◆ 

安斉幸彦オフィシャルホームページ・Hobbyページ写真

私の趣味のひとつにクレー射撃があります。
他のスポーツに比べて珍しい部類に入り、あまり皆さんにはなじみがないと思いますので、紹介のコーナーを設けました。

クレー射撃が他の数多あるスポーツと決定的に違う点は、成人していないとできない、ということです。
何故ならば、本物の散弾銃を使って行うスポーツだからです。
つまり、20歳以上になって始めて銃を所持する権利が生まれ、その免許を所有しなければ絶対にできないスポーツなのです。

ですから、子供の時や、中学、高校生の時には決してすることができないスポーツということになります。
十代の選手は存在しないのです。
そういう意味においては、文字どおり「大人のスポーツ」ということになります。

他の大半のスポーツや武道は、それをするのに筋力や体力が不可欠ですが、ことクレー射撃に関してはほとんどそれを必要としません。ですから、それらが衰えた年齢になっても楽しむことができるスポーツでもあるのです。私自身も、体が動く若いうちは、テニスやヨットをしておりましたが、60歳の今、当時と同じようにプレーしたり、楽しんだりすることはできません。ですが、このクレー射撃に関しては、年齢を重ねても始めた当初と同じように楽しむことができるのです。それが、クレー射撃の魅力のひとつだと思います。

クレー射撃場は、各道府県に概ね4~5か所あります。少しでも興味がわいたら、旅行などの何かのついでに、見学に行かれるのもいいかもしれません。但し、その際には、場内のルールをきちんと守って行動しなければならないことは言うまでもありません(残念ながら東京都内だけには一か所もありませんのでご注意ください)。

それから、射撃のエリアのすぐ近くで見学できる場合の為に、耳栓を持参することをお勧めします。長い間あの大きな発射音を受けていると、大なり小なり耳に悪影響が出ますので、これについてもご注意ください。

◆◆◆ 絵画鑑賞 ◆◆◆       

安斉幸彦公式ホームページ MYHOBBY 画像 
 美術好きであった母親は、私や弟妹たちを小さな頃から美術館へ連れて行ってくれました。
ミロのヴィーナスが来た時は、さすがに、異常な混雑ぶりの為に連れて行ってもらえたのは長男の私だけでしたが。

 そんな家庭環境もあって、美術館巡りは自然と私の趣味の一つになっていました。
中学生の頃には、国内の常設展はもとより、海外からくるものについても一人で足を運ぶようになっていました。

 別の項でも触れましたが、東京に住んでいたことがいかにそれができる環境として幸運であったかと、今さらに感じます。有名な美術品を日本に呼んでこれるような力のある大きな新聞社や放送局は皆、東京に本拠地があるのもその理由の一つなのでしょう。

安斉幸彦公式ホームページ MY HOBBYページ 画像 ルーブル美術館

 そのことで、以前、ルーブルに行った時に驚いたことがありました。モナリザを中心とした19世紀のフランス絵画がまとめて展示されている広間の大改修工事の出資者が「日本テレビ放送網」だと館内に表示してあったのです。
詳しいいきさつは知りませんが、そういった息の長い「投資」があるからこそ貴重な作品を日本に借りてくることができるのでしょう。
となれば、もし、もう一度だけモナリザが海外に貸し出されるとしたら、それはまちがいなくこの日本なのでしょう。

 そういえば、同じルーブルでは、そのことが逆に「仇=あだ」になってしまった笑い話のようなことを経験しました。

 オランダの画家フェルメールの人気は、日本でも例外ではありません。
特に、最近の日本での人気ぶりには驚かされます。ここ数年の集客力は一番多いと聞いています。

 当然、毎年と言っていいくらい頻繁に彼の作品が日本に来るようになりました。以前ではなかったことです。
何故、日本でいきなりそういう状況になったのかはわかりません。私自身も身をもってそれを経験していました。 

 子供の頃からフェルメールが好きだった私は、彼の作品が日本に来る時は必ず見に行っていました。
十年ほど前に「牛乳を注ぐ女」が来た時のことです。
 入場するのに、三時間以上も並ばされたのです。当時の私は、その過剰ともいえる急な人気ぶりに驚かされました。それ以降は、どこで開催されても同じような現象が起きていました。とうとう、今回のフェルメール展では、時間割り制が導入され、私もゆっくりと、牛乳を注ぐ彼女と再会することができました。

 そんなフェルメール好きの私にとって、彼の作品を二つも所有するルーブルはありがたい存在でした。「レースを編む女」と再会し、もうひとつの好きな作品「天文学者」が展示してあるコーナーへ行った時のことです。
 そこには肝心の絵は展示されておらず、代わりに「貸し出し中」のお詫びのプレートがかかっていました。その貸出先の名前を読んで思わず私は苦笑いをしてしまいました。

なんと、それは東京でした。江戸の仇をパリでとられてしまったという小噺のような笑い話でした。

 さて、そういうわけで、ルーブルでの目的の絵は残念ながら半分しか達成できなかった私ですが、パリにはもう一つ見たいものがありました。
 それは、やはり日本でも絶大な人気があるモネの作品です。ご存知のように、彼の描いた「睡蓮」を題材にした作品は二百余りあると言われていますので、この日本でも何点も所有され、常設で実物を見ることができます。
 しかし、パリまで足を運ばないと体験することができない睡蓮の作品があるのです。

 それは、オランジェリー美術館にあります。
そこには、モネの睡蓮だけを見る為に特別に造られた部屋があるのです。

安斉幸彦公式ホームページ MY HOBBYページ画像 オランジェリー美術館
 
 しかも、ただの展示の仕方ではありません。通称「睡蓮の部屋」と呼ばれるそこは、部屋全体が楕円形になっており、大きな横長の睡蓮の絵がそれに沿って飾られているのです。
 その部屋に足を踏み入れた者が、睡蓮の作品に包み込まれるような構造になっているのです。それを見ただけでも、パリまで足を運んでよかったとつくづく思いました。

 残念ながら、館内は撮影禁止になっていましたが、私は思わず、警備員の目を盗んでカメラのシャッターを押してしまっていました。

安斉幸彦公式ホームページ MY HOBBYページ 画像
 ちなみに、この日本でも千葉市の「花の美術館」がそのオランジェリーの展示法を模した睡蓮のレプリカ作品を展示していますので、一度ご覧になってみるのもいいかもしれません。

  1. 安斉幸彦プロフィールページメイン画像

    お知らせ

    安斉幸彦 Official Website を公開致しました
  2. 安斉幸彦公式ホームページ メイン画像

    ごあいさつ

    ごあいさつ
  3. 無料小説アイキャッチ画像

    無料書籍

    閲覧無料作品「銃男爵シリーズ」を公開しました。
  4. 無料小説アイキャッチ画像

    無料書籍

    閲覧無料作品「嗅覚の怪物シリーズ」を公開しました。
  5. 著書

    新著「千年捜査」をリリース致しました。
PAGE TOP